二足歩行の歴史は霊長類の歴史のほんの6%。ヒトはまだまだ前足も鍛えたほうがよい

人間が二足歩行になってから何年が経ったのでしょうか?

shinkaron

Wikipediaによると・・・・

1億年から7千万年前に、地球上に最初の霊長類が現れました。 霊長類のなかで最も原始的なサルは原猿類と呼ばれます。ツパイなどがその例です。

tsupai

3千万年前くらいには、さらに尾のないサルが現れました。ヒト上科として区分されるサルです。現存するヒト上科に属する種としては、たとえばテナガザルなどがそうです。

tenagazaru

1700万年前になると、より大型のサルが現れます。ヒト科です。現存するヒト以外のヒト科の生物には、ゴリラやチンパンジー、オランウータンがいます。

ruijinen

600万年前から500万年前くらいになると、より人間に近い、ヒト亜科として区分される動物が現れます。これは、より大きな脳を持ち、楽々と二足歩行できるようになった霊長類です。これらが人類の直接の祖先と目されています。

shinkaron

霊長類の歴史で語ると、1億年~600万年前までは四足歩行。その後二足歩行といったところでしょうか。

二足歩行の歴史は、霊長類の歴史の6%ということですね。

なぜこんなことを書いているのかといえば、

二足歩行になって間もないヒトは、前足も鍛えたほうがよいのではないか?

という問題意識からです。

体操教室や個人での技術指導の際、股割りを教える機会がたまにあるのですが、

股割りは下半身だけへのアプローチだと完成しません。

上半身、特に肋骨周りの可動性と、肩甲骨の可動性、首の柔らかさが必要となってきます。

体が硬くなってしまうというのは、実は前足(腕)と後ろ足(脚)の筋肉量のアンバランスから来ているのかもしれないと思っている今日この頃です。

世界で戦うアスリート達も四つんばいトレーニングをしていると聞きます。

ハンマー投げの室伏選手もハイハイ運動をトレーニングに取り入れているということで有名です。

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インテルのMF・エルナレス選手も試合中に見事なハイハイを見せています。

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この動きは普段から練習して鍛えていないとできない動きではないでしょうか。

無敵の格闘家ヒクソングレイシーも、動物になりきるトレーニングを取り入れていたそうです。

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二足歩行での見事なボディバランスを生み出すのは、四足歩行をしたとしても安定するくらいに鍛えられた上半身なのではないでしょうか。

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4度目の最優秀選手賞(バロンドール)に輝いたクリスティアーノロナウド選手も、サッカー選手としては不必要?とも思えるくらい上半身を鍛えています。

しかし、この一見必要なさそうに見える上半身の筋肉がバロンドールの秘密なのでしょう。

ballondore

胸郭柔軟性で脚への負担が減る

肋骨周りの筋肉が柔らかいことによって、歩いたり走ったりする際の体への衝撃が吸収されるそうです。

片脚着地動作における胸郭柔軟性と衝撃吸収能の関係性ー福岡リハビリテーション専門学校理学療法学科

上半身の充実は、衝撃を和らげ、疲れを溜めない知恵でもあるのかもしれませんね。

経営者でも営業マンでも、体力自慢でまったく落ち込むことがなく、睡眠時間も短くて、朝から晩まで働きまくっている人は大体上半身が充実しています。

霊長類の歴史のうちたったの6%しか二足歩行をしていない人間は、

まだまだ『前足』を鍛える必要があるのかもしれません!

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ヘルスィーTANA☆AKK

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タナーク株式会社/代表取締役社長経営顧問実績はこちら
趣味:呼吸。住所:地球。東京大学法学部卒。経営顧問を常時10社ほど兼任。プロフィール・会社概要はこちら