授業中眠くなる人は、自信満々に寝て、脳みそを取り替えた方がよい

僕は開成高校にも、東大文一にも、史上最も少ない勉強時間で、さらに合格最低点ギリギリで現役で受かったという自負があるのですが、

大きな謎が1つあります。

僕は記憶力も読む速さも、当時はそこまでずば抜けていたわけではなかったと思います。

地元の公立中学でも上から5番くらいの成績だったし、開成でも上位25パーセントくらいだけどそこまでパッとせず、塾のテストでも高い点は取ったことがなく、表彰されたこともありません。勉強において、単一科目に関してすら、一度も1番は取ったことがありません。

しかし、勉強の要点を突くことは半端なくうまかったと思います。

東大英語に必要なのは単語数だとひらめき、ひたすら10000語ほどの単語を詰め込み、高得点をとりましたし、

東大数学に必要なのは解法パターンだとひらめき、ひたすら250種類程のパターンを詰め込み、

東大日本史に必要なのは論点パターンだとひらめき、ひたすら300種類ほどの論点を詰め込み、

東大世界史に必要なのは単語数だとひらめき、ひたすら5000語ほどの単語を暗記しました。

そして、東大の試験2ヶ月前には5点/80点くらいしか取れていなかった数学、日本史、世界史を、試験当日に55点/80点くらいとって受かりました。

なぜ全く実力がなかったのにつじつまを合わせられたのか?

どこでそれを身につけたのか?

他の人がしていないことで、自分だけがしてたことはなんだったのか?

を考えてみると、どう考えてもこれしか理由がないなというポイントがあります。

それは、

①各科目ごとに最高の先生を見つけていたこと

②授業中寝ていた

ということです。もしくは授業中漫画を読むことに没頭していました。

僕には大きな悩みがありました。学校や塾で、先生の話を聞いていると、10分も持たずに寝てしまうという悩みでした。

寝ないために漫画を読んでいたくらいです。

しかし、寝ているし、漫画を読んでいるのにもかかわらず、成績が良かったのです。

最近その理由がわかってきました。

起きて「数学の公式」を理解するのではなく、眠ることによってプロが数学に取り組む際の、『数学との向き合い方』を吸収していたのでしょう。

自分の知識を超えた知恵を取り込もうと思ったら、

理解の乏しい頭で

解法を聞いてもあまり意味がないのでしょう。

僕が寝ていた授業は、全てが日本最高峰の授業だったと思います。

開成の数学の先生はきっと何回東大の数学を受けても合格するでしょうし、

塾で通っていた東大コースの世界史の先生は何回世界史を受けても合格するでしょう。

塾に通うときは必ず体験会で吟味して各科目ごとに、最高の先生を見つけていました。

数学は新宿、世界史は神田、日本史は池袋、古文漢文、現代文、英語・・・

東大に必要な全7科目、全員違う塾の違う先生を見つけて受講しました。

僕は、日本有数の実力を持つ先生の授業を受け、もはや自分のちっぽけな能力では理解できないので、寝たのでした。

しかし、うとうとして、眠りに入る時の脳波は、ものごとを体で覚えるために最もよい状態です。

全身がリラックスして、プロの先生たちの「ものごとへの取り組み方」を全身で取り入れていたんだと思っています。

Tedトークで有名な、「whyからはじめよ」の著者はこう言います。

5:49
私がお話していることは私の意見ではなく 全ては生物学の原理に基づいていることです 心理学ではなく生物学です ヒトの脳の断面を上から見ると 脳は3つの主要な部位に 分かれているのがわかります それはゴールデンサークルと対応しています 一番新しい ホモ サピエンスの脳は 大脳新皮質であり 「何を」のレベルに対応します 新皮質は合理的 分析的な思考と 言語とを 司ります 内側の二つは大脳辺縁系に対応し これは感情、信頼、忠誠心などを 司ります またヒトの行動を司り 全ての意思決定を行いますが 言語能力はありません

6:35
言い換えれば 外から中へのコミュニケーションを行っているとき 確かに大量の複雑な情報を理解できます 機能やメリットや事実や数値などです しかし行動につながりません 中から外へのコミュニケーションを行っているときには 行動を制御する 脳の部分と直接コミュニケーションすることが出来ます 言葉や行為によって 理由付けは後からすることができます 直感的な決定はここから生まれます 時には誰かに あらゆる事実やデータを伝えても 「細かい事実は分かったけど どうも納得感が得られない」と言われることがあります どうしてここで「感」なんでしょうか 理由は脳の意思決定をする部位は 言葉を扱えないからです せいぜい「分からないけど納得 “感” がない」という言葉なのです 時には胸の内一つとか 魂の導きに従ってとも言いますが でも別に頭以外の部分で 意志決定するわけではありません すべては大脳辺縁系で起きています 辺縁系は意思決定を司り 言語は担当しません

(Tedトーク 優れたリーダーはどうやって行動を促すか)

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つまり、僕は授業中寝ることによって、最も大切な勉強においてのWhyを体に取り込んでいたのではないかと思います。(つまり、大脳皮質ではなく、大脳辺縁系と、脳幹で理解しようとしていた。)
ほぼ例外なく、体育以外のあらゆる授業で寝ていたので全ての先生に申し訳ないですが笑

ちなみに、この脳波は没頭している時の脳波です。

漫画を読みふけっている時も、これと同じモードに入ります。この状態で見たり聞いたりしたことは、体に染み込むんです。

「この人何言っているか全くわからないけど、絶対に自分が必要としている大事なことを言っているな」と感じると、思考を止めて全く無の状態で聞きます。

その場では、頭では全く理解できないのですが、感覚が移転されます。その感覚のまま生活していると、1週間後とか、1ヶ月後とか、遅いと3年後とかにその理由が腑に落ちるというようなものです。

つまり、何が言いたいかというと、よい授業やよいセミナーを受けていて眠くなったらそのまま寝るのが一番よいかもということです。

僕は新卒で入った会社の新人研修ですら寝てしまいました。バリバリの営業会社で、プレッシャーをかけられる状況の中ですら、寝てしまいました。笑

でも、のちのち、あれが役に立ったと思っています。

ただし、眠る時にはポイントがあります。

罪悪感を感じながら寝るのは逆効果です。

眠ることに全幅の信頼をおいて、自信満々に寝てください。

大切な場所だと思っているのに、なぜだかわからず寝てしまう時、

きっと、いまのあなたには理解できない、しかし人生においてとても重要な何かを受け取ろうとしているのでしょう。

自信を持って寝ると、きっといいことがあります。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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タナーク株式会社/代表取締役社長経営顧問実績はこちら
趣味:呼吸。住所:地球。東京大学法学部卒。ホールディングス経営および経営顧問業(10社ほど)。プロフィール・会社概要はこちらタナーク推薦本はこちら→THE READING LIST