あなたがいま出している声は本当に自分の声ですか?

いま出している声は本当に自分の声ですか?

こんな問いをいつも考えています。

人は誰かの声を聞いて育つ。

誰かに聞いた言葉を真似して、言葉を発する。

ものまね芸人は顔かたちが違う人の声真似を、喉の筋肉の調整によって行う。

プロの歌手は喉の筋肉が柔らかいので、男性歌手の声真似も、女性歌手の声真似も大体できるそうだ。

では、いま自分が出している声は、誰かの真似をしているとはいえないだろうか?

本当に自分の声を出しているといえるだろうか?

誰かの真似をして、誰かの考えを話しているだけではないだろうか?

誰かに気を使ってうわずった声を出していないだろうか?

自分を強く見せようと、低い音を出していないだろうか?

自分だけの音で、自分だけの言葉で、自分だけの意見を伝えているだろうか?

人には、低くも高くもない、1番力を抜いた時の、骨格上、自分だけしか持っていない共鳴腔に響く、すなおな声帯の響きがあるはず。

歌手が他人のカバー曲を歌うときにも「○○らしさ」がでるのは、まさに、『自分の声』を出しているからだろう。

あなたは、3つの共鳴腔(咽頭腔・口腔・鼻腔)・肺・横隔膜、腸、頭蓋骨、そして手と足・・・体全体に響く倍音を伝えているだろうか?
misosazai
小さな鳥が全身で出す声が、森中に響き渡る理由は、全身全霊を音にしているから。

たった一人の人間が奏でる音も、きっと「自分だけの声」を出せば、世界中に響き渡る。

あなたがいま出している声は本当に自分の声ですか?

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