「あったらいい」程度のものはないほうがいい

三度の飯より寿司が好きなので、

今朝は築地市場の隣にあるお寿司神社にお参りしてきました。

sushizuka

お寿司の神様や、海老などが祀られています。

そして今日は牛丼の元祖、吉野家一号店に行ってきました。

yoshinoya

第一号店だけの、特製の器です。

吉野家は創業1899年。

118年の月日のなかで、

当初は季節の野菜や、付け合わせを出していました。

築地市場で働く人は、「野菜もあったらいいな」「豚肉もあったらいいな」「魚もたまには食べたいな」と、さまざまなオーダーを吉野家にしたそうです。

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しかし、吉野家の創業者 松田栄吉さんは、途中で気づいたそうです。

「あったらいいな」程度のことでメニューを増やしてはいけない。

「ないとだめだ」という必要最低限、必要不可欠なことだけに徹底的に絞るべき。

と気づいたのです。

吉野家のお客様にとって「ないとだめ」なもの。すこしでも少ないとお客様からクレームが来るもの、それは牛肉と玉ねぎでした。

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松田さんは思い切って全てのメニューをそぎ落としました。

こうして吉野家が見つけ出した「牛丼」という食文化は、築地市場で働く人たちに支えられ、瞬く間に全国に広がり、日本の食文化の一つとなったのです。

「あったらいいな」と思うものをいくつも付け足していくと、

「なくてはだめなもの」が何だったのか、忘れていくものだと思います。

勝負の世界において、派手に勝とうと余計な着飾りをすると自滅し、

負けないように最小限の力で戦えば勝ち続けるのと同じように、

「あったらいいな」ではなく、「なくてはならない」ことで身の回りを固める必要があるように思います。

経営において、人手が足りないという経営者はいますが、

なくてはならない人が身近にいるのを、忘れてしまってはいけないですよね。

恋愛において、いい人に出会いたいという人がいますが、

身近にいる、なくてはならない人たちを忘れているのでしょうか。

家も物も、

「あったらいいな」

程度のものはいらないのでしょう。

あったらいい程度のものならなくてもいい

あったらいい程度のものならなくてもいい。

「あったらいいな」

に囲まれる不安感は

「なくてはならない」

に囲まれる安心感に勝ることは決してないのだと思います。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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タナーク株式会社/代表取締役社長経営顧問実績はこちら
趣味:呼吸。住所:地球。東京大学法学部卒。ホールディングス経営および経営顧問業(10社ほど)。プロフィール・会社概要はこちら