会社は生き物。その差別化要因は”Character”であるべき。コカコーラ元CEOロベルトゴイズエタ

世間ではリーダー的存在が求められることが多く、リーダー保育園に通わせることを考えている人も多いかと思います。

 

 

世の中にはいろいろなリーダーがいますが、コカコーラ元CEOのロベルトゴイズエタもその一人でしょう。

 

ロベルトゴイズエタは

コカコーラの株価を1980年8月から1997年10月までの18年間で、

1株あたり約0.7ドルから約31ドルにまで(44倍以上)押し上げた人物です。

彼はコカコーラシステムの真の差別化要因に関して、その”character”であると言っています。

 

 

The true heritage of the coca-cola system is not its products, or its financial strength, or its sales records. The true heritage of the coca-cola system is his character.

(コカコーラシステムにとって、先祖伝来の真の遺産はその製品でも、その財務基盤でも、その販売実績でもありません。真の財産はそのキャラクターです。)

 

会社は生き物であるということでしょう。

コカコーラのことを擬人化して“his” と言っているのも興味深い。

 

 

 

ロベルトゴイズエタの相棒であり、コカコーラ元COO,Presidentのドナルドキーオも、ビジネスとは経営者個人の性格の産物であり、延長であると言っています。

“Businesses are the product and the extension of the personal characteristics of its leaders – the lengthened shadows of the men and women who run them.”

12 Timeless Quotes from Don KeoughーCoca-cola journey

 

 

著書”The Ten Commandments for Business Failure“でもドナルドキーオはこのことに触れています。(邦訳題は『ビジネスで失敗する人の10の法則』。この本はウォーレンバフェットが推薦状を書いている数少ない本のひとつです。散髪に使うお金すらも30年後に福利でいくらになるかを計算するほどの倹約家で有名なバフェットが1000冊購入し株主総会で配ったという本。)

 

 


ビジネスで失敗する人の10の法則

 

 

なぜ会社が失敗したかを説明してくれる自称経営専門家は多い。パワーポイントのスライドを大量に用意して、企業が倒産した理由を戦略面から詳細に説明する。顧客サービスが貧弱だった、競争を過小評価した、サプライチェーンが混乱していた、間違った買収を行った、負債が過剰だった、などなどである。しかし、会社というのは人間が考えた観念に過ぎない。会社が何かに失敗するということは、実際にはない。失敗するのは個人だ。会社は経営者個人の性格の産物であり、延長である。経営する人物の長く伸びた影なのだ。 -ビジネスで失敗する人の10の法則 p10

 

ロベルトゴイズエタの語る理念もドナルドキーオの語る理念も根っこはしっかり共有されているんですね。

 

 

また、ロベルトゴイズエタは理想のリーダー像に関してよくこう語ったそうです。

 

A leader is best when people barely know that he exists, not so good when people obey and acclaim him, worst when they despise him.  But of a good leader, who talks little, when his work is done, his aims fulfilled, they will say, “We did it ourselves.”

(リーダーはいることがかろうじてわかるくらいが一番よい。人々がリーダーについていき、絶賛しているうちはそこまでよいリーダーではないし、人々がリーダーを軽蔑しているときは最悪だ。よいリーダーはあまり多くを語らないし、彼の仕事が終わり彼の目的が達成したとき、周囲の人は『われわれが達成した』と言うだろう。

 

 

 

リーダーは欠かすことができないが、あえて主張もしないというリーダー像は、

まさに太陽や月、空気のような自然体な人物をイメージしているのではないでしょうか。

 

事実、ゴイズエタが語ったリーダー像は老子(Lao Tzu)の引用といわれています。

 

企業は生き物であり、経営者の性格の長く伸びた影だということを認識していれば、

社長がもっとも好意的で模範的で謙虚な『キャラ立ちした人物』になることが企業経営の基本になるということですね。

 

 

 

コカコーラみたいにさわやかな人物が、コカコーラカンパニーには求められているみたいです!

わかりやすいですね!