きんぎょがにげた

『きんぎょがにげた』なぜ逃げた?

きんぎょがにげた

おはなし

きんぎょばちから、きんぎょがにげます。部屋のあちこち、別の部屋へ。
部屋の景色に紛れ込んでいるので、きんぎょがどこにいるのか楽しく探す絵本です。

きんぎょがにげた

 

 

『きんぎょがにげた』は五味太郎さんが書いた絵本です。

 

楽しくきんぎょを探せる絵本になっています。

 

しかし、

なぜにげるのか?

それは描かれていません。

 

動物が逃げる時、人間が逃げるとき、

無意味には逃げません。

 

逃げるのには理由があります。

 

 

お客がにげた

社員がにげた

取引先がにげた

社長がにげた

経理担当者がにげた

テナントがにげた

旦那が(妻が)にげた

子供がにげた(家出した)

飼っている犬(猫・鳥・亀)がにげた

 

 

逃げるのには原因があります。

 

どうしようもなく追い込まれた時に人は逃げます。

その理由を認識していてもしていなくても、とにかく『にげ』ます。

何かを持ち逃げする人もいます。

 

そして『にげる』ように追い込んだ人がいます。

『にげる』ように追い込む環境があります。組織があります。

 

 

なぜ逃げるのか?

 

物事には原因があって結果があります。

より良い環境に人は『にげ』ていきます。

 

逃げた人を追い回すより、

 

なぜ逃げられるのか?

 

その理由を探す方が大切なのかもしれません。

そうしないと、もっと大切な他のなにかにも逃げられるかも・・・。


きんぎょがにげた (幼児絵本シリーズ)

 

 

そして、逃げ続けたきんぎょはついに居場所を見つけます。

『いたいた、もうにげないよ。』

これがきんぎょのつかの間の安住のため息なのか?

それとも、『もう逃げるなよ?』という支配者のささやきなのか。

 

 

 

・・・・・ということは全く描かれていない明るい絵本ですが、明るいだけに深読みをさせる本です。笑