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ものごとの真意を捉える。非言語コミュニケーションで世の中は動いている

世の中は想像以上に非言語のコミュニケーションで占められているように思います。

 

みんな学ぼうとするのは言語ですが、実用するのは非言語です。

 

英語を勉強している人が多いのに、英会話ができる人が少ない理由は言語の性質が生得的で無意識に近いものなのだからでしょう。

 

しかし、無意識の作用だからといって言語化できないかといえばそうでもありません。

 

言語は全体的なデザインに関するものだと思います。

0歳の生まれたばかりの赤ちゃんだって、言葉を介さない身振り手振りや唇の動き、瞬きによるコミュニケーションを図っています。

もっと言うと体温や心拍数、呼吸の調子や瞳孔の開きなどもコミュニケーションのひとつの形です。

 

なんとなくいい

なんとなくいやだ

 

これらは非言語コミュニケーションのなせる感覚です。

 

非言語コミュニケーションのひとつの考え方として重心というものがあるでしょう。

物事には重心があります。

 

どんなものでもバランスを取っています。

 

バランスが取れていると、それは生き物のように美しく、シンプルで、記憶に残ります。

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重心がデザインの中心にぴったりと合うと、まるでそれが浮いているかのように、重力を失ったかのように切り取られて佇みます。

 

重心は店舗デザインにも現れます。

 

建築設計にも現れます。

 

人間の動きにも現れます。

 

 

この重心の感覚は、感覚的なのですがはっきりと存在し、トレーニングすることができます。

建築であれば綿密に計算するでしょうが、歩いている時にいちいち計測はできません。

しかし人の三半規管に染み付いている感覚なのではないかと思います。

その証拠にバランス感覚の良い人の目線はいつも水平になります。

見た目だけでわかります。

 

左右対称であればよいというわけでもないです。

空間的なバランス感覚です。

 

 

人がコミュニケーションを取るとき、本当に伝えたいことを伝えられると、バランスが整うと思います。

あらゆる人は伝えたい真意を伝えられません。

小さな子供も、そして大人も同じです。

経営相談の真の理由は実は家庭の悩みかもしれません。

スポーツの悩みの真の理由は実は友人関係の悩みかもしれません。

 

真意を表現する的確な言語表現はなかなか探し当てられないものです。

 

したがって真意は言語以外の非言語の動作に現れるのです。

言語以外の暗示的な非言語のコミュニケーションを受け止めることで、相手は本来の重心を取り戻すことでしょう。