東武東上線で起きた感動ノンフィクション

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池袋の東武東上線急行の始発はドアが開いた瞬間、

バーゲンセールが始まったかのようにドアの前に整列した皆さんが電車に突入して、

席がいっぱいになるので今日も座る席はありませんでした。

まさしく戦場です。
今日も七人がけの各席は厳しい戦いを勝ち抜いた七人の猛者達であふれかえっていました。

そしてそのあと、この後、常識を覆すおじいちゃん(推定年齢80歳)によってドラマが生まれるとは誰も想像だにしていませんでした。

あとからやってきたそのおじいちゃんは七人がけの席の前にやってきて

「つめていただけませんか?」といいました。

僕は頭がおかしいんじゃないかと思いながら横目で見ていました。

なぜなら座っているのは成年男女二人おばさん二人中学生三人で頑張って詰めたものの、10センチくらいしか開いていなかったからです。

こりゃ無理だろと思って僕はそちらを見るのをやめました。

しかし・・・しばらくしてふと横を見ると、おじいちゃんは多少はみだしてはいますが、すごく自然な表情でフィットしているではありませんか。

いかにも7人しか座っていないような感じでした。

僕は少しでも無理だと思った自分が、恥ずかしくてたまりませんでした。

座る場所は「ある」んじゃない、「作る」ものなんだ

という、戦後の昭和という怒濤の時代を支えた団塊世代の熱い生きざまを垣間見た一時でした。

ヒトとヒトのふれあいを忘れた悲しき現代社会を象徴する電車の中で、暖かな光景がうまれました。

共に窮屈さを味わう8人は連帯感を隠しきれない充実した表情を浮かべていました。

その後8人のうちの一人が3駅後くらいで降りたのですが、

前に立っていた男性が、なぜか自分が座る隙間がないのを見て、とまどいを隠せない様子だったことは言うまでもありません。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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