ドラゴンボールラディッツ編に見る3つの記憶テクニック

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ビジネスで必要なのは人を動かすリーダー性=影響力と言われますが、

影響力とはつまり、「記憶に残るかどうか」ということだと思います。

人間には、相手の記憶に残りたい、後世に自分の生きた証を残したいという根源的な欲求があると思っています。

なので、みんなの記憶に残っている商品や企業、映画や漫画に自分を投影し、その商品を買うのです。

記憶に残る企業が儲かる

たとえば、コーラであればコカコーラかペプシ

コーラかペプシ

牛丼であれば松屋かすき家か吉野家

松屋すき家吉野家

つまり、人の記憶に残れば、お金が稼げるということです。

相手の記憶に残る話し方、伝え方にはポイントがあります。

ポイントを知りたいのであれば、一番好きな漫画のストーリーを真似してみればよいです。

記憶テクニックその1:人気バトル漫画のフレーム

たとえば、人気バトル漫画はだいたいこのようなストーリーを描きます。

①日常
②ピンチ
③目標の設定
④心理的な葛藤
⑤優先順位の変更
⑥逆転劇
⑦目標の実現
⑧新たな目標の出現

ドラゴンボール、ラディッツ編の場合

たとえば、

①ピッコロ大魔王との戦いに勝ち平和が訪れる(日常)

②ある日悟空の兄を名乗る者が現れ、息子の悟飯が連れ去られる(ピンチ)

③悟飯を取り戻すことを決意(目標の設定)

④悪の代表だったピッコロは悟空と組むことに葛藤を感じる(心理的な葛藤)

⑤ライバル関係だった悟空とピッコロが協力する(優先順位の変更)

⑥悟飯が覚醒したり、悟空が身代わりになりピッコロが新必殺技を披露する(逆転劇)

⑦ラディッツを撃退する(目標の実現)

⑧1年後にべジータというさらに強いサイヤ人がやってくることを知る(新たな目標の出現)

目標達成という観点から見ると、こういうフレームが働いている

1.平和に生活する(天下一武道会後の平和)

2.現状の生き方ではどうにもならないピンチが訪れる(強すぎる敵ラディッツ出現)

3.自分の現状の外にある目標を設定する(2人がかりでも倒せそうもないラディッツを倒すことを決める)

4.目標達成のために感情に整理を付ける(ライバル同士で組まなければ勝てないという葛藤)

5.目標達成のために、これまでしなかったことをする(ライバル同士の悟空とピッコロが手を組む)

6.がむしゃらにやっていたら運が味方をする(悟飯の覚醒、ピッコロの必殺技)

7.できないと思っていた目標を実現する(ラディッツを倒す)

8.次の目標があることを知る(べジータとナッパの襲来)

なぜ、ストーリーにすると記憶に残るのか?

日々の生活に近いストーリー(目標設定から実現まで)に物語の流れをあわせれば、

人の脳にあらかじめ設定されているフレームに知識を投げ込むことができる。

つまり、身近で思い出しやすい流れで伝えれば、記憶が定着しやすいということです。

記憶しやすい順番と方法で伝えれば記憶に残るということです。

記憶テクニックその2:タグ付けされていれば検索できる

グーグル検索やYoutubeの動画検索と同じく、人が記憶を取り出すとき、タグ付けされていることで思い出しやすくなります。人間にとってのタグ=記憶のトリガーになるのが、コンセプト、感情、五感です。

①コンセプトが一貫していると、記憶は思い出しやすくなる

たとえば、ドラゴンボールの闘いで、宇宙人がいきなりやってきてすべてを解決しちゃうというような展開はありません。

なぜなら、ドラゴンボールには、勇気と努力と協力で逆境を乗り越えるというコンセプトがあるからです。

このコンセプトがストーリー全体に貫かれているから、そのコンセプトを意識しなくても、【ドラゴンボールっぽい】展開が自然と身体にしみこみ、覚えやすくなるわけです。

コンセプトがぶれると全然記憶に残りません。

ドラゴンボールでいきなり食事の内容やうまさに関して語られはじめても、読者の記憶には残らないでしょう。

サイヤ人はガツガツ、たくさん食べるという情報だけで良いんです。それ以上の情報はコンセプトを崩します。

②感情でタグ付けすると記憶の定着率はあがる

さらに記憶は感情や葛藤があるとより定着率が上がる。

コールセンターで不満をぶつけてきた顧客に丁寧に対応すればロイヤリティがあがるというのは、

感情をぶつけた経験がより心に残るからです。

感情をつかさどる脳の扁桃体という部分を使うことで記憶が定着します。

扁桃体

③五感でタグ付けすると記憶の定着率はあがる

これに加えて、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚に訴える話しかたをすれば記憶の定着率はあがります。

にんにくの匂いで、おばあちゃんの手料理を思い出すとか、そういう感じです。

これは本番でいきなりやれといわれても日々自分が感じていないと難しいので、

普段から自分が見たものや聞いたもの、食べたものや触れたものを具体的に描写して伝えるという癖付けをするのがよいです。

身体を緩めるというのは、五感を磨く方法です。

記憶テクニックその3:事実をベースに話を組み立てる

盲点になりがちですが、事実を話す、実体験を話すということは相手の脳に記憶を定着させるのにとても大事な条件です。

なぜなら、事実の記憶には感情や感覚のような情報がたくさん紐づいているからです。

それは言葉で語られなくても、雰囲気に出ます。

言葉という音や表現に乗って、過去の情報空間が全て移転されるので、実体験は相手の記憶に残りやすいのです。

うまい作り話よりも、

口下手な事実のほうがよく伝わります。

事実と作り話では情報量に天と地の差があります。

つまり、どこかから聞いてきたことを右から左に流すだけで、

自分の実体験に紐づいていない話は心に残らない、響かないということです。

ドラゴンボールも、作者の鳥山さんが日常で感じていることを絵とキャラクターで表現していると思います。

つまり、ドラゴンボールは事実と実体験を表現しているということです。

まとめ:3つの記憶テクニック

その1:記憶しやすい物語のフレームを使う(人気漫画、人気映画)

その2:情報にタグ付けする

①コンセプトを明確化する

②感情でタグ付けする

③五感でタグ付けする

その3:事実と実体験を語る

自分の物語を、みんなの記憶に残っている好きな漫画や好きな映画のフレームワークに収めると、

説明が足りない部分やインパクトの薄い部分がわかってきそうですね。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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タナーク株式会社/代表取締役社長売上UP実績はこちら
趣味:呼吸。住所:地球。企業顧問を常時10社以上こなす体を緩める起業家。プロフィール・会社概要はこちら
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ドラゴンボールラディッツ編に見る3つの記憶テクニック
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