ギャンブラーが勝ちたいと思ったから確率論が生まれて世の中が便利になった

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現在、生活のあらゆるところで確率論が使用されています。

21世紀は確率論の世紀

例えば天気予報や、Siriの音声認識、

インターネットのおすすめ表示や、コールセンターのサービス向上、

保険や金融商品の設計、画像認識によるセキュリティや自動運転車に至るまで。

確率論はいまや、生活に溶け込むものから先端技術まで、あらゆる分野で使われている基礎概念です。

実は確率論はあるサイコロ賭博好きの貴族の悩みから始まった

現代社会において隆盛を極めている確率論は、実はあるフランス貴族の素朴な問いに起源を発しました。

17世紀フランスの貴族であったシュヴァリエ・ド・メレです。

「ギャンブルで勝ちたい」という気持ちは、いつの時代も同じであったようで、彼は賭け事に熱中していたそうです。

ド・メレは数学の達人パスカルにギャンブルの相談をした

ある日、ド・メレは、知人であり数学者であったパスカルにギャンブルの相談をしました。

パスカル

パスカルは友人のフェルマーと意見交換を重ねた

パスカルはド・メレの悩みを真摯に受け止め、同世代の数学者、フェルマーと手紙を交わして、この問題について考えました。

フェルマー

フェルマーは数学界最大の難問「フェルマーの最終定理」を後世に残したことで有名な数学者です。

このとき、確率論の基礎ができあがった

パスカルとフェルマーはこの手紙のやりとりによって、

サイコロ賭博の賞金の分配や、勝率の計算に関して意見を交換し、この内容が後の確率論の基礎を形成したのです。

サイコロ

ド・メレは勝てるようになったのか?

現代社会を動かす確率論はあるギャンブラーの「勝ちたい」という素朴な想いから始まったんですね。

依頼者のド・メレはこれによって、たくさん勝てるようになったのでしょうか?

残念ながら、そこまでの史実は残っていなかったので、みなさんの想像にお任せします。笑

参考:パスカルとフェルマーの交換書簡(1654年)

出典:FERMAT AND PASCAL ON PROBABILITY(1654)

http://www.york.ac.uk/depts/maths/histstat/pascal.pdf

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ヘルスィーTANA☆AKK

ヘルスィーTANA☆AKK

タナーク株式会社/代表取締役社長売上UP実績はこちら
趣味:呼吸。住所:地球。東京大学法学部卒。生命と宇宙を感じながら、体を緩め歩いています。街中で見かけたらラッキー。経営顧問を常時10社以上兼任。プロフィール・会社概要はこちら