店舗売上を増やすために必要なのは、従業員に役割を与え、自己重要感を感じてもらうこと

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ある小売チェーンが、自社のうまくいっている店舗と、うまくいっていない店舗を比較分析した。

その内容は、従業員に5段階評価で以下のような質問に答えてもらうというものだ。

5が強い肯定、1が強い否定で、各質問に5が何%出たかを計測した。

うまくいっている店舗とうまくいっていない店舗の従業員アンケートの違い

うまくいっている店舗A(%) うまくいっていない店舗B(%) AとBの差(ポイント)
自分に何が期待されているかわかっている 69 41 28
必要な材料や道具類が揃っている 45 11 34
毎日最高の仕事をする機会に恵まれている 55 19 36
最近一週間で、成果を認められたことがある 42 20 22
上司や仕事仲間が自分を1人の人間として認めてくれている 51 17 33
自分の成長を応援してくれる人がいる 50 18 32
最近半年間で、自分の成長について話し合ったことがある 48 22 26
自分の意見が尊重されている 36 9 27
会社のミッション/目的にとって自分の仕事は重要である 40 16 24
仕事仲間はクオリティーに対して真剣に取り組んでいる 34 20 14
仕事仲間に最高の友達がいる 33 10 23
学習し、進歩する機会がある 44 24 20

「毎日最高の仕事をする機会に恵まれている」に最も大きな差が出た

このアンケートのおもしろいところは、店舗Aと店舗Bは全く同じマニュアル、全く同じビジネスモデルで運営されていることだ。

にもかかわらず両者で36ポイントも差がついてしまったのだ。

店舗経営をうまく行かせるために必要な要素

各要素を、差が開いた順に並べるとこうなる

・毎日最高の仕事をする機会に恵まれている

・必要な材料や道具類が揃っている

・上司や仕事仲間が自分を1人の人間として認めてくれている

・自分の成長を応援してくれる人がいる

・自分に何が期待されているかわかっている

・自分の意見が尊重されている

・最近半年間で、自分の成長について話し合ったことがある

・会社のミッション/目的にとって自分の仕事は重要である

・仕事仲間に最高の友達がいる

・最近一週間で、成果を認められたことがある

・学習し、進歩する機会がある

・仕事仲間はクオリティーに対して真剣に取り組んでいる

同じマニュアルで同じことをやっているはずなのに、なぜ違う結果が出るのか?

・必要な材料や道具類が揃っている

に関しては、全く同じ機材を使っているはずなのに、34ポイントも差が付いている。

要するに、働くということに納得感があるかどうかで、足りているか、足りないかの認識が分かれるということだろう。

各質問を見ていくと、

会社組織の中で、明確な役割を与えられ、自分の存在が重要だという認識を持ち、

仲間に応援されている状態であれば、

業績が上がるということである。

帰属意識やつながり、明確な役割などが自己重要感と充実感に結びつき、業績が上がる

経営学で発表されている分析結果は、恣意性や統計的な偏りを排してデータを取っている。

比較的信頼のおける普遍的なデータだと考えてもよいだろう。

したがって、普遍的なデータが上記のように示しているということは、

組織を持つ経営者の皆さんは、業績を増やすためにコミュニケーションスタイルを改めてもよいかもしれませんね。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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