ビジネスは撤退を前提に始めるべし

いくつもの会社の立ち上げ、IPO、繁栄と衰退を見てきた長老の皆さまのお話を聞きし、自分の体験とも組み合わせると、

ビジネスを始めるときは「撤退のコストが用意できなければやってはいけない」という鉄則が浮かび上がります。

起業は攻めを重んじてしまいますが、

起業の守り方はおろそかになりがちです。

ビジネスは、何度も失敗を積み重ねればそのうち成功する種類のゲームです。

体力がないときに、なけなしのお金をなげうってする挑戦は、チャレンジではなく、ただの無謀な試みになってしまうということです。

1年間くらい利益が出なくてもやっていけるようなキャッシュがあり、テストマーケティングで失敗したら撤退できる余力がある際は、そのビジネスの立ち上げの成功確率はあがり、

さらに失敗の痛手を収拾することができます。

資金がないときはないなりに知恵を絞るべし。

ITが発達した現代で、ほとんどの起業家が目指すべきビジネスは原価ゼロ、在庫ゼロ、固定費ゼロのビジネスなのではないかと思ってしまいます。

テストの数値を計測し、統計的優位な施策に全エネルギーを注ぐ。

これを地道に繰り返す。

100万円未満の少額のテストマーケティングで統計的優位な結果を得た場合のみ、1000万円、1億円の出口が確定した賭けができるのではないでしょうか。