新しい作業に手を出したくなるように出来ている人間の脳。単純作業をひたすら続けることができますか?

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自然に任せていると、違うことをしたくなる

人間の脳は新たな刺激を求めるようにできているので、自然に任せていると、同じことを続けるよりも、いろいろなことに手を出したくなるようにできています。

新たな刺激のほうがドーパミンを得やすいので、新たな人に会ったり、新たな恋人を探してみたり、新たな仕事についてみたり、新たな事業に取り組んでみたりするわけです。

一方で、結果を出し続ける人は違う

しかし、一方で結果を出し続ける人は違います。

同じことをずっと続けることが、結果を出すために必要なことだと知っているので、

同じことをひたすら続けます。

東大受験の例

たとえば、わかりやすいところで例を挙げると、受験勉強は単純作業が威力を発揮する代表的な例です。

何を勉強すれば東大に合格するかは明確

「何を勉強すれば東大に合格するか?」は明確です。

試験範囲は決まっているわけですから、試験範囲の問題を確実に解けるように、何度も何度も反復練習をすればよいということになります。

しかし、多くの人が「新しいこと」に取り組みたがる

しかし、多くの人は、難しい問題に取り組んだり、学んだことのない部分に興味を持ってしまい、そこに時間を費やします。

いままで見たことのある問題を100%仕上げるよりも、

新しい問題に取り組んだり、見たことのないことを学ぶほうが、脳が快感を得やすいからです。

既知の問題を9割仕上げるほうが合格可能性は上がる

試験全体の平均点と合格者平均点にはおおむね5点~10点しか差がないという統計データを知っていますか?

つまり、みんなが出来る基本問題を解ききり、プラス5点取れれば試験には合格します。

東大も例外ではありません。

簡単な問題を反復し、暗記するというのが試験勉強の基本なので、そこが「ミエて」いれば、

半年の勉強で東大に受かることも可能だと思います。

しかし多くの人が罠にハマる

しかし、多くの人が新しい難問を解くという罠にハマってしまいます。

試験勉強の最中もそうですが、試験当日も、難しい問題にハマってしまい、実力を出し切れないという話をよく聞きます。

この原因は、脳が新しい奇問難問に興味を持ってしまうという特性があるからです。

その特性を知っていれば、有利に立ち回ることができます。

「ミエて」いる人は単純作業を選ぶ

E判定から半年で合格したとか、たまにそういう友達がいます。こういう人たちは、「既知の簡単な問題を仕上げることが、合格確率を上げる」ということが「ミエて」います。

要は、”単純作業を続けることが結果を出す一番の近道だ”ということを知っているということです。

しかし、単純作業は苦痛を伴う

しかし、多くの場合、単純作業は苦痛を伴います。

したがって、「ミエて」いることが必要になるわけです。

東大受験で言えば、

・過去問を熟知し

・試験範囲を知り

・合格者が確実に解くべき問題を把握する

必要があります。

この3つを確実に把握していれば、毎日やるべきことは、

暗記という単純作業に落とし込めるわけです。

「ミエて」いれば、単純作業で快感を得られる

このように、「ミエて」いれば、新しい奇問難問でドーパミンを得ることなく、

日々の単純作業で快感を得ることができるようになります。

その結果、合格に結びつく単純作業だけをただひたすらこなすことができるようになるわけです。

結果を出す類の作業は同じ法則が当てはまる

わかりやすい例で受験勉強を挙げましたが、勉強でもスポーツでも、ビジネスでも、結果を出し続けている人は同じような性格や習慣を身に付けているように思います。

野球でも同じ

たとえば、イチロー選手はお昼に食べるなら「カレー」、映画を見るなら「白い巨塔」、バッターボックスに入る前のストレッチも、ルーチンワークも、グラウンドに入る足すらも同じ足から入るそうです。

イチロー選手には「ミエて」いるので、単純作業が快感でたまらないのだと思います。

ブログも同じ

他にもたとえば、ブログやメディアを育てる際に必要なことは、ただ、ひたすら書き続けることです。

ただひたすら書き続けられれば、ほぼ8割がたはうまくいくと言えます。

大体の目安で表現すると、

1ヶ月で100記事書けば、1万人は集客できます。

しかし、なかなかそれが「ミエて」いなければ、100記事書けません。

一方、「ミエて」いる人はブログをただただ、書き続けることが快感でたまりません。

論文執筆も、書籍執筆も同じ

ベストセラー作家の中谷彰宏さんにお会いしたとき、作家であり続けるために必要なのは、公務員のように毎日時間を決めて、ひたすら書き続けることだとおっしゃっていました。

糖化制御の研究で著名な山岸昌一久留米大学医学部教授も、11本の論文執筆と著書執筆に同時並行で取り組んでいるとおっしゃっていました。

芸能界を眺めても、一発当てることよりも、一発当てた後どのように継続して出続けるか?のほうが大切なように思います。

一発当てた後の単純作業の繰り返しを受け入れ、「ミエて」いる人が大御所になるのでしょう。

ビジネスも同じ

ビジネスがある程度軌道に乗り出すと、社長は決まって新しいことに手を出そうとします。

それはこれまでに社内に溜まっているノウハウや特技とはまったく関係ない「おいしそうな」話であることが多いです。

ほぼ100%このような試みは失敗します。

多くの失敗を経て、結局同じことを続けたほうが儲かるということに気付くわけです。

そこまでに何百万、何千万円、もしくは何億円も損をしてしまう人もいます。

かの大企業のコカコーラだって、コーラ&飲料以外にはほとんど手を出していないことには意味があります。

「ミエて」いる経営者には愚直に同じことを深堀していくことが快感でたまりません。

大損をする前に、脳の特性を知っておくと良いかもしれない

失敗が糧になるとは、よく言いますが、

なんだかんだ言って、時間やお金や友情を失い、損をするということは、悲しいことではないでしょうか?

今までのつながりを否定して、新しい顧客を探したくなったり、新しいパートナーを探したくなったり、新しい社員を雇いたくなったり、新しいビジネスに手を出したくなったりしたら要注意。

大損をする前に、脳は放っておくと新しい作業を求めたがるということを知っておくと良いのではないでしょうか。

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ヘルスィーTANA☆AKK

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趣味:呼吸。住所:地球。企業顧問を常時10社以上こなす体を緩める起業家。プロフィール・会社概要はこちら
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